2004年度レギュラーシーズン閉幕!シロート・ウソつきが大胆にパ・リーグ総括・・・!

突然のオリックス・近鉄合併、第二の合併論議、そして前代未聞の選手会によるストライキ実施・・・。
今年はいろいろと話題が沸騰した1年でしたが、そんな2004年のシーズンもストライキによる大体試合を開催しないことが決定したことで、レギュラーシーズンが1チームあたり133試合という変則的な形のまま閉幕することになりました。
千葉ロッテマリーンズファンのウソつきとしては、プレーオフに進めなくて残念な気持ちはあります。
しかし、最大12あった借金を完済して、一時期は貯金1にまでしたこと、最終的に5割でシーズンを終えたことは立派だと思います。プレーオフは来年も実施されるということなので、プレーオフ進出は来シーズンの楽しみとしてとっておこうと思います。は では、ドシロートであるにも拘らず、大胆にもパ・リーグのレギュラーシーズンの総括をしてみちゃったりします。

シーズン前に大胆にも順位予想したわけですが、結果はほぼ的中でした。(3位と4位の順番が異なっただけ、しかもそのゲーム差は0.5ゲーム差!)
この的中率は、ウソつき自身びっくりです。

今回の総括は、シーズン開幕直前に予想した、順位、今シーズンの展望、不安材料・期待材料、注目して見たい投手・野手をベースとして、結果がどうだったのかといった切り口で、失礼ながらシロートなりに考えて書かせていただきます。ですから、あまり真剣にならずに読んでいただければと思います。

結果順位予想順位チーム名項目コメント
1位1位 福岡ダイエーホークス 展望 脅威の一番バッターとして活躍していた村松 有人外野手と クリーンアップの中心であり、怪我の間も精神的支柱にもなっていた 小久保 裕紀 内野手が抜け、打力のほうは若干低下したか。 ただし、投手のほうは相変わらずの充実振り。 新加入の馬原 孝浩投手など、将来性が高い投手も多い。
不安材料 上でも述べたとおり、村松・小久保両選手の穴を埋めることが できるのか、 また、左手親指の怪我のため戦列を離れた和田 毅 投手、 昨年日本シリーズのMVPでありながらオープン戦で結果を出すに 至っていない斉藤 和巳 投手のことも気がかり。 何より、昨年オフに勃発した身売り騒動と小久保放出騒動が 選手の心理に影響を及ぼしていると思われる。
注目投手斉藤 和巳 投手
昨シーズンは20の勝ち星を上げ、一躍エースにのし上がった。 だが、今シーズンは調整の遅れがあったこと、 他のチームも研究したことから、 そのような中でどのような活躍を見せるのか期待される。
注目野手松中 信彦 内野手
昨シーズンは怪我で不在ながらも圧倒的な存在感を示していた 小久保 裕紀 内野手が移籍、名実ともに4番最有力候補となった。 小久保選手の異例の移籍騒動では猛反発していただけに、 シーズンではそのことがどう影響するかも注目。
総括 打線のほうは村松選手たちが抜けた後を感じさせない充実振りだった。 特に、松中 信彦選手の三冠はお見事。 一方、投手の方は、和田 毅投手がウィルス性腸炎で出遅れたものの、 新垣 渚投手がすばらしい活躍を見せた。
[注目投手]斉藤 和巳 投手
登板試合=22 ・ 投球回=138 0/3
10勝7敗0S ・ 防御率=6.26
昨シーズンはこの上ない活躍をした斎藤投手だが、 今シーズンは調整の遅れから開幕で出遅れ、 その後も昨シーズンのような活躍を見せることができなかった。 しかし、その中でも二桁の勝ち星をあげたのはすばらしかった。
[注目野手]松中 信彦 内野手
出場試合=130 ・ 打率=.357
HR=44・ 打点=120
昨シーズンオフで小久保 裕紀 内野手が移籍、 名実ともに4番となったが、 これぞ4番という活躍を見せた。 特にランディ・バース、落合 博満の両選手が1986年に達成して以来の 三冠王に輝いたのはすごいの一言に尽きる。
2位2位 西武ライオンズ 展望 昨年まで核弾頭として活躍していた松井稼頭央内野手が ニューヨーク・メッツへと去ったが、 昨シーズン千葉ロッテマリーンズで3割30本を達成した ホセ・フェルナンデス内野手が加入し、戦力低下は感じられない。
不安材料アレックス・カブレラ内野手が骨折のため開幕から しばらくの間欠くのがどう響くか。 投手の仕上がりも、一部を除き遅れているのも気がかり。 また、今年はオリンピックが開かれる年であり、 代表入りが確実視される松坂大輔投手や 同じく台湾の代表に召集されるであろう 許 銘傑 投手、張 誌家 投手が抜ける可能性が高いのが痛い。
注目投手西口 文也 投手
オリンピック組がいなくなる間だけでなく、 フルシーズンでローテーションの核として働かなければならない投手。 しかし、今シーズンはなかなか調子が上がってきていない。 逆に西口投手が復活すると、もはや過去のものとなりつつある 「投手王国」再建も間近となる。
注目野手ホセ・フェルナンデス内野手
昨シーズン4月から、千葉ロッテマリーンズに途中加入して、 3割30本を達成した選手。 今シーズンは開幕からの活躍が期待される。 カブレラがいない間は和田一浩外野手と4番争いか??
総括 福岡ダイエーホークスと同様、西武ライオンズも 重要選手が抜けた後を感じさせなかった。 やはり、常勝軍団は選手層も厚いと感じさせた。 新参入の選手も活躍もすばらしかった。 一方、投手の方は、リーグ一位の防御率を誇るほど安定していた。 特に松坂 大輔・張 誌家の両投手の相乗効果で 成績が伸びていったのは大きかった。
[注目投手]西口 文也 投手
登板試合=21 ・ 投球回=117 1/3
10勝5敗0S ・ 防御率=3.22
昨シーズンはぱっとした活躍をしていなかったが、 今シーズンは勝ち星、防御率ともまずまずの成績だった。 後半戦は二軍落ちするなどしたが、 それでも2年ぶりの二桁勝利を果たした。
[注目野手]ホセ・フェルナンデス内野手
出場試合=131 ・ 打率=.284
HR=33・ 打点=94
昨シーズン千葉ロッテマリーンズで見せたのと同様の活躍を 今期西武ライオンズでも見せた。 アレックス・カブレラ選手とのアベックホームランは見ごたえがあった。
3位4位 北海道日本ハムファイターズ 展望 今年、北海道に本拠地が移転。SHINJO外野手の加入など、 ニュースの多さは引けを取らない。 そして、小笠原 道大 内野手など旧来からいた選手との相乗効果で、 チームも強化された。 オープン戦での首位は大したもの。 ただし、千葉ロッテマリーンズとの比較で考えると、 少々戦力強化の幅は小さいか。
期待材料打力は、SHINJO外野手の加入で厚みが増した。 かつて「ビッグ・バン打線」の異名を持った時代を 髣髴とさせるクリーンアップを形成できる。 投手力は悪くないだけに、新打線が機能すれば上位を十分狙える
注目投手吉崎 勝 投手
特徴的なフォームで相手バッターを幻惑する左腕。 昨シーズン、新星のごとく現れた5年目投手。 今年は初の2桁勝利を目指す。
注目野手SHINJO(新庄 剛志)外野手
新生ファイターズの最大の注目点。 メジャー帰りのSHINJO外野手が、チームの雰囲気も変えた。 プレーのほうも、確実性と意外性が同居し、侮れない。 あとはその雰囲気とプレーがチームを 上昇気流に運ぶことができるか。
総括 激戦区・東京からプロ野球団が無かった札幌に移転して、1年目。 初の球団を迎えた熱烈ファンと SHINJO外野手をはじめとした選手の溌剌プレーが、 このチームを変えたといっても過言ではないのでは? [注目投手]吉崎 勝 投手
登板試合=4 ・ 投球回=16 0/3
0勝2敗0S ・ 防御率=7.87
昨シーズンは後半戦に頭角を現したが、 特徴的な投球フォームに幻惑されていただけだったのか? 今シーズンは慣れられてしまったのか? これといった活躍を見せることなく、 二軍暮らしになってしまった。
[注目野手]SHINJO(新庄 剛志)外野手
出場試合=123 ・ 打率=.297
HR=24・ 打点=79
北海道日本ハムファイターズを変えた立役者のナンバーワンは、 きっとこの人でしょう。 3割近い打率とチャンスに強いバッティング。 しかしそれ以上に、さまざまなパフォーマンスで ファイターズとパ・リーグを盛り上げた。
4位3位 千葉ロッテマリーンズ 展望 このオフで、外国人選手を中心に大幅な戦力強化を図った。 その中でも、特に李 承Y 内野手の加入が大きい。 投手はブライアン・シコースキーが巨人に移籍したものの、 「精密機械」の異名を持つ小宮山 悟 投手が復帰、 相変わらず投手陣は安心してみていられるほどの安定感を持つ。 一方、監督も9年前に千葉ロッテを2位に躍進させた ボビー・バレンタインに代わり、 アグレッシブな采配を見せてくれそうだ。
不安材料大きな不安材料は無いが、 正捕手が決まっていないことと外野手が手薄に感じるのが気がかり。 あと、李 承Y 内野手が前評判どおりの活躍を見せてくれるか。
注目投手黒木 知宏 投手
今シーズン、オープン戦ながら 久しぶりに一軍のマウンドに戻ってきたジョニー。 残念ながら今年も二軍でのスタートとなったが、 早期に一軍に這い上がり、ローテーションを争うような活躍を見せれば、 投手陣は強固なものになる。
注目野手李 承Y 内野手
昨シーズン、韓国で本塁打56本のアジア新記録を樹立したことで、 日本でも野球ファン以外の人の間でも有名になった。 ストライクゾーンも、投手の攻め方も違う日本のパ・リーグに どれほど順応できるのか不安視する向きもあるが、 スイングがシャープなだけに、 慣れてくると大爆発が期待できそう。
総括 オフに獲得した4外国人選手は、明暗を分けた。 ベニー・アグバヤニ外野手は、昨シーズン限りで退団した ホセ・フェルナンデス内野手の穴を埋める活躍を見せた。 一方、李 承Y 内野手は韓国の投手とは違う日本人投手の攻めに 最後まで苦しみ、不本意なシーズンを送ることになってしまった。 マット・フランコ内野手と、ネイサン・ミンチー投手の代役の はずだったのに、ミンチーの怪我のためにお鉢が回ってきた ダン・セラフィニ投手は期待通りの活躍を見せてくれた。
チームのほうは、特に序盤に見せた投手陣の崩壊が痛かった。 特に小林 雅英 投手に昨シーズンほどの安定度が見られなかった。
[注目投手]黒木 知宏 投手
登板試合=7 ・ 投球回=34 2/3
1勝3敗0S ・ 防御率=4.41
いまや千葉ロッテマリーンズファンだけではなく、 プロ野球ファンの多くから熱い声援を浴びているジョニー。 6月2日、北九州で復活勝利を挙げたものの、 それ以来は怪我やアクシデントに見舞われ、 二軍生活へと戻ってしまった。
[注目野手]李 承Y 内野手
出場試合=100 ・ 打率=.240
HR=14・ 打点=50
韓国と日本の投手の攻め方の違いに対応できるかどうか注目されたが、 結局、最後まで苦しんでしまった。 しかし、最終戦でベニー、フランコ両選手の後に続いた 三者連続ホームランは、さすが、というものを感じさせてくれた。
5位5位 大阪近鉄バファローズ 展望 昨シーズン、タフィー・ローズ外野手が巨人に移籍、 さらに、クリーンアップを期待されていた吉岡 雄二 内野手が オープン戦でのアクシデントで長期離脱を余儀なくされた。 投手も核となる投手以外はパッとせず、苦戦が予想される。
期待材料昨シーズン、小久保 裕紀 内野手の怪我でかえって チーム一丸となり日本一になった福岡ダイエーホークスのように、 ほかの選手がタフィー・ローズ外野手の穴を埋めることができるか。 打力は定評があるだけに、一度団結力を取り戻すと脅威。
注目投手ケビン・バーン投手
昨シーズン途中までは、見ているだけではらはらしていたが、 後半からは明らかに変化した。 今では、頼りになる先発陣の一員。 今年も去年の流れで勝ちを計算できる投手になれるか。
注目野手磯部 公一 外野手
もともとレギュラーの力はあるが、 タフィー・ローズ外野手が抜けたことで、 さらにクローズアップされること間違いなし。 打線でも「いてまえ打線」の中で重要な位置を占めるだろう。
総括 タフィー・ローズ外野手の移籍と、吉岡 雄二 内野手の怪我により 中村 紀洋内野手への負担とマークが格段に強くなった。 以前と比べると、明らかに攻撃力が下がってしまった。
そんな中で降ってわいた合併騒動で、 チーム内に動揺が広がってしまったのも、 成績低迷の一因といわざるを得ないのでは・・・。
[注目投手]ケビン・バーン投手
登板試合=27 ・ 投球回=173 2/3
6勝8敗0S ・ 防御率=3.88
昨シーズンの後半に見せた調子を、今シーズンも見せることができた。 しっかりとローテーションを守れる投手へと変化した。 防御率も立派だし、チーム最長の投球回も安定感が増した 今シーズンの調子を反映したものといえるだろう。
[注目野手]磯部 公一 外野手
出場試合=120 ・ 打率=.308
HR=26・ 打点=75
大阪近鉄バファローズの選手会として、 経営陣との交渉を重ねながら試合にも出場するという多忙を極めた。 しかし、それを感じさせないほどの成績を残したのは、 すごいの一言に尽きる。
6位6位 オリックスブルーウェーブ 展望 今シーズン、福岡ダイエーホークスから村松 有人 外野手を獲得、 また昨シーズンから加入していた両メジャー帰りの投手のうち、 マック鈴木投手に安定感が出てきた。 ただ、ほかのチームと比べると、戦力に一抹の不安を感じる。 昨シーズンの5位とのゲーム差(14ゲーム)を縮めることが精一杯か。 後は、前西武ライオンズ監督の伊原 春樹 監督の采配に注目。
期待材料結婚して心身ともにさらに充実してきた谷 佳知 外野手と、 新加入の村松 有人 外野手の相乗効果により、 チームの雰囲気は変わった。 投手力は相変わらず不安が残るが、 オープン戦で結果を残したマック鈴木投手と、 怪我からの復帰が待たれる金田 政彦 投手、 阪神タイガースから移籍したトレイ・ムーア投手をはじめとした 先発投手陣が安定すればそこそこの結果を残せるか。
注目投手トレイ・ムーア投手
昨シーズンは阪神タイガースの先発ローテーションの一角として、 18年ぶりのリーグ制覇に大いに貢献した。 このオープン戦では残念ながら結果を残せていないが、 今までの登板は、セ・リーグ中心。 変則左腕は、初対決の選手がほとんどのパ・リーグの選手を翻弄できるか。
注目野手村松 有人 外野手
昨シーズン、人工芝での試合で、 守備中のアクシデントにより鎖骨を骨折し、 自然の芝を持つオリックスブルーウェーブに移籍した。 新天地で、昔ながらの韋駄天振りを発揮することができそうだ。
総括 谷 佳知、村松 有人の両外野手は、序盤は大いに脅威となっていた。 しかし、逆にそれ以外の選手との格差が 暴露されたようなシーズンでもあった。 谷選手がオリンピックで怪我をした後の打線は、 明らかに迫力に欠けていた。 投手力も、3点台を記録した主力投手が山口 和男 投手のみという惨状。 (戸叶 尚 投手も3点台だが、 ウソつき的には主力投手と言いがたく・・・) 戦力的に明らかに5位以上とかけ離れており、 それが5位との12ゲーム差という形で現れた。 確かに昨シーズンの14ゲーム差からは近づいてはいるが・・・。
[注目投手]トレイ・ムーア投手
登板試合=16 ・ 投球回=83 2/3
6勝6敗0S ・ 防御率=6.23
シーズン序盤こそ変則左腕が相手バッターを翻弄したが、 次第に慣れられてしまったのか、次第に試合を作れなくなってしまい、 7月に登録を抹消されるとそのまま二軍生活となってしまった。
[注目野手]村松 有人 外野手
出場試合=108 ・ 打率=.320
HR=6・ 打点=51
序盤、村松選手が不動のトップバッターとして活躍していた時期は、 オリックス打線はその俊足に対する警戒心とあいまって脅威となった。 しかし、それ以上に投手陣が点を取られてしまい、 挙句の果てに谷外野手が怪我で戦列を外れ、 3番バッターとなると、打線全体に迫力が無くなり、 チーム全体が下降線をたどってしまった。
※ 「李 承Y」選手の「Y」の字が文字化けする方へ・・・。「Y」は、火へんに華です。

今まで上記6球団でパ・リーグを構成していたわけですが、大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブが合併し、 「次なる」6球団目がどのような形になるかもわからない現状。 しかし、きっと来期もパ・リーグは6球団で運用されることでしょう。 しかも、来期はセ・リーグ6球団との交流試合も開催される方向です。 そのとき、どのような熱戦を繰り広げてくれるのか、今から楽しみです。


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