実家で飼ってた犬のお話・・・
突然ですが、およそ1年前まで、柴犬を飼っていました。(平成15年7月14日現在)
もうお気付きかも知れませんが、過去形です。
そう、およそ1年ほど前に、他界したのです。
人間で言うと、もうすぐ一周忌です。
これを機会に、実家で飼っていた柴犬についてちょっと紹介しようと思います。
プロフィール
愛称 | リー
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血統書の上での名前 | 由布号
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性別 | 雌
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生年月日 | 1985年(昭和60年)12月10日
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没年月日 | 2002年(平成14年) 7月19日
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享年 | 16歳7ヶ月
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兄弟 | 兄が一頭
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子供 | 雌2頭、雄1頭
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子供の生年月日 | 3頭とも、1992年(平成 4年) 3月 1日
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性格 | おっとり型。好奇心は強いけれども怖がり。
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略歴
1985年 | 昭和60年 | 12月10日 | 0歳 | 岡山県津山地方で誕生する
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1986年 | 昭和61年 | 2月10日 | 0歳 | 兵庫県姫路市内で我が家に引き渡される
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1987年 | 昭和62年 | 7月11日 | 1歳 | 散歩中に綱をつけたまま逃げ出し、そのまま行方不明
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1987年 | 昭和62年 | 8月 6日 | 1歳 | 山の麓付近で綱が木に引っかかった状態で26日ぶりに発見される
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1991年 | 平成 3年 | 12月30日 | 6歳 | 交尾させる(汗)
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1992年 | 平成 4年 | 3月 1日 | 6歳 | 出産。雌2頭、雄1頭の順
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1992年 | 平成 4年 | 4月10日 | 6歳 | 一番上の雌がもらわれる。(ご近所) この後次々ともらわれる。(真ん中の雌は兵庫県氷上郡市島町へ、一番下の雄は兵庫県宝塚市へ)
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1999年 | 平成11年 | 9月 9日 | 13歳 | 突然の発作。この後徐々に衰える。
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2002年 | 平成14年 | 7月19日 | 16歳 | 他界
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- 姫路市内にて子犬を引き取ったのは、父と姉。大きな木の箱に収められていたそうです。あまりに中が静かだったので、父がふたを開けて手を入れたら、手を噛んでそのまま脱走しようとしたそうです。辛うじて父が尻尾をつかんで逃げられるのだけは食い止めましたが、あの時捕まえられなかったら、一生リーは自分のところの飼い犬にはできなかったでしょう。それならそれであきらめもついていたかもしれませんが。
- 引き取ったその日のうちに実家に到着。玄関で待っていたのは、祖父母と母とウソつきも含めた12の瞳。子犬は足腰立たない状態で佇んでいましたが、思い出したかのように夛々木の上を這い始めました。「あ、歩いた、歩いた!」と家族は叫びましたが、子犬が行った先は傘立ての下。しかも、子犬とはいえそんなところに体が入るはずもなく、下にもぐろうと躍起になっていたところを姉に抱きかかえられて、そのまま発泡スチロールに入れられました。しかし、あの時は一家みな大笑いしました。
- 「リー」と言う名前は、実は直前に失ったセキセイインコと同じ名前です。
- すごく残念なのは、1988年春から1992年秋まで大分の大学に行っていたから、リーのことを知らないこと。その間に出産したのですが、その場に立ち会うことが出来ませんでした。そのときのリーは、今までとはうって変わって大変な母親ぶりだったようです。散歩のときも視線は子犬がいる方向にずっと向いていたのだそうです。
- 最初に発作を起こしたのは、1999年9月9日の深夜。その夜は名古屋出張だったため実際の状況は目にしていないのですが、涎を流しながら鳴き叫んでいたそうです。
- 他界したのは、2002年7月19日 12時15分。その10分前にはかかりつけの獣医に来てもらっていたのですが、それまで苦しそうに鳴いていたのがその間だけ静かだったそうです。そして「もうちょっと様子を見てみましょう」といって獣医が帰った直後に再度発作を起こして、ふっと力が抜けたそうです。もし獣医がいたときにそうなっていたら、安楽死は避けられなかったでしょう。そうなったとき、家族は色々と後悔していたかもしれません。でも、最終的には自然死したので、ありのままの死を迎えさせることが出来て(語弊はありますが)後悔のない死なせ方をして上げられたかと思います。
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